米国議会には、温室効果ガス(GHG)の強制的な排出削減を含む法案だけでも10法案が提出されている。
この10法案全体を分析してみよう。
いくつかの法案の冒頭、あるいは前文には、対策の究極目標が掲げられている。
例えば、ボクサー・サンダース(Boxer/Sanders)法案やケリー・スノウ(Kerry/Snowe)法案を見ると、いずれも産業革命以降の気温上昇を2℃以内に抑えることを目標とし、そのためにGHG濃度を、二酸化炭素(CO2)換算で450ppm以下とすることを明記している。
これはまさに、欧州連合(EU)の目標そのものである。